りつえるです。
今回は私がTradingViewで使っている、
ビットコインやアルトコイン等で使用できるインジケーターを紹介していきます。
過去に紹介記事を書いたインジケーターもありますが、2021年現在でも現役で使っていて、変わらずお薦めしたいものになりますので改めて掲載しています。
※TradingViewは多くのトレーダーが活用しているチャート分析ソフトで、Basicプランなら制限はあるものの、無料で使えます。有料・無料のインジケーターが多数あり、このソフトでしか使えないインジケーターもあるので、仮想通貨のトレード分析をするのであれば、入れておいて損はありません。 |
①yutas_RCI3Lines_trend_free
制作者のゆうたすさんが無料で公開しているマルチタイムフレーム対応のRCIインジケーターです。
1つの時間足で3つの時間足のRCIラインを表示できます。
短期(赤)、中期(青)、長期(緑)の3本×3で合計9本ものラインになるので、一見複雑そうに見えますが、直観的にトレンドを捉えることができるのがポイントの1つです。
9本のラインのほとんどが同じ方向を向きそうな時、ポジションを持つ根拠の1つにすることができます。
導入方法やRCIの具体的な説明、詳しい使い方等は、ゆうたすさんが分かりやすくnoteに書いてくださっているので、そちらを参考にしてください↓
②APS(アルトパンプサーチ)インジケーター
過去の記事で紹介した、APS(別名:ちんイン)です。
TradingViewで使える仮想通貨のインジケーター、APSとは?
このインジは作者のさとちんさん曰く、大口の仕込みや蓋、その他を検知します。
このインジが反応した後、大きく動くことが多いです。
(上下どちらに動くかは分かりません)
エントリーをする根拠の一つ、もしくは銘柄選びに使えます。APSの反応が大きくなったら、別のインジ等でエントリーポイントを探すやり方がいいですね。
一例として2020-2021年の日足チャートを挙げておきます。
2020~2021年のバブル前、2020年7月に大きな反応を見せています。(黄〇)
この時期はBTCが低迷期から脱出し、大体1万ドル前後を推移していたころです。
日足レベルで大きく反応しているので、大口がここでBTCを仕込んだ可能性が考えられます。
結果、その後はジワジワと上がり、2020年終盤に高値を更新してバブルになりました。
APSの反応をみて、エントリーしてじっくり待つことが出来た人なら、かなりの恩恵を受けているかと思います。
ビットコイン以外にもアルトコインや株にも使える優れものです。
私もアルトコインのお宝銘柄を見つけたりするのに重宝しています。
APSインジケーターの説明や販売ページはこちら↓
③ポジ子たんインジケーター
こちらも以前に記事で紹介したさとちんさん制作のインジケーターです。
TradingView用インジケーター『ポジ子たんインジケーター』を使ってみました。
私は2021現在でも主軸にしている位頼れるものです。
基本的な使い方は▲や▼でエントリーを検討していきます。
しかしそれだけではエントリーポイントも多く、ポジポジ病になってしまうので、さらにエントリーを絞っていく形になります。
トレンドが出そうなところや、トレンドが出ている押し目でエントリーを検討していきます。
例えば下記の画像ではこれから上昇トレンドになろうかというところで、▲が4つあります。
その中でも一番エントリーする条件がいいのが4つ目の▲です(黄〇)
何故かというと、1つ前の▲より安値を切り上げ、さらにはポジ子たんに付いているインジ、「ちん雲」の上にローソク足が出ているポイントだからです。
1~3つ目の▲でポジションを持ったほうが結果的に大きく勝ててはいますが、ポジ子たんサインに加えて自分なりの根拠、ルールを作り上げていくことで勝率をあげることが出来るかと思います。
あとは雲やMAにできるだけ引き付けた場所でエントリーするのもポイントです。
トレンド転換した時は厳しくなるので、損切りラインをきちんと決めて使いましょう。
詳しい使い方はぽじ子たんの公式ページで確認してください↓
④たけ子さん
逆張りが得意のインジケーターです。
逆張りはハイリスクに思えますが、個人的には損切りルールを徹底すれば、
大きく値幅をとりやすいトレード法だと思います。
その逆張りのエントリーポイントを支援してくれるのがたけ子さんで、
基本的な使い方はbuy、sellサインでエントリーを考えていくのですが、準備サインが出ているところでは本サインを見送ったりして、サインを絞り込んでいきます。
詳しくはたけ子さんの制作者である、しいたけさんがTwitterとブログで詳しく説明されていますので、そちらを参考にしてください。
逆張りが苦手な人は利確ポイントとしてたけ子さんを使うのも有効的なトレード法だと思います。
①たけこさんとたけおくんには従うシグナルと従わないシグナルがあります
まずは下の画像を見てください。
赤丸が売り、緑丸が買いで従うシグナルとなります。1つずつ説明します。
たけこさん、たけおくんには準備サインがあります。
(もうすぐサインが出るよってことです。)— しいたけさん«漢» (@chome_0310a) October 28, 2021
たけ子さんの使い方(購入リンク有)
同じくしいたけさん制作の、「たけおくん」という、たけ子さんの補助に使えるインジケーターもお薦めです!
⑤水平線マスター
さとちんさん製作の、水平線を表示してくれるインジケーターです。
時々見かける、フィボナッチリトレースメントを自動で引いてくれるものではありません。
高値ライン、安値ラインだけではなく、ロールリバーサルのライン(レジサポ転換)を自動で引いてくれるので、毎回水平ラインを引く癖が無い人や、引き方が分からない人にはとても重宝するインジケーターだと思います。
ラインブレイクしてからのダマしパターンは結構あるので、
他のインジケーターを併用して根拠を固めて使っていくのがいい感じです。
最近のBTCのような、強いトレンドが出た場合だと、ラインが置いてけぼりになってしまうことがあるので、その時は時間足を変更して見ていくようにするといいと思います。
購入&詳しくはさとちんさんのインジ紹介ページをご覧ください。
最後に
今回紹介したTradingViewでインジケーターはどれも優秀で個人的にお薦めのものばかりです。
しかしダウ理論などの基本的な知識を身に付けながら、もしくは身に着けた上で導入すると、さらに有効的に活用できると思いますので、インジの力だけに頼らず、トレードスキル、知識を磨いていくことは必須です。
また、インジケーターは上下を当てるものではなく、自分のトレードルールを確立するためのサポートツールだと個人的には思っています。
上下を当てられる聖杯インジケーターを探している方は堂々巡りになり、疲弊しているかと思いますので、根本的な考え方を変えてトレードに取り組んでみてください。