りつえるです。
以前から思っていた、
「軽貨物の仕事に向いている人ってどんな人だろう?」
という点で記事を書いていきたいと思います。
最初に誤解の無いように書いておくと、
向いていないからといって全く出来ない仕事ではなく、
努力次第で続けることができる仕事です。
軽貨物の仕事全般に言えること
運送業はコミュニケーションが取れなくても大丈夫なんてことも一部で言われていたりしますが、
お客様とのコミュニケーションは必須ですし、仲間や管理といい関係が築けないと、いい環境で長く続けることは難しいと思います。
話をして相手が不快にならない程度の話し方、態度は必須です。
私もコミュニケーションは苦手ですが、
仕事では普段より丁寧な言葉遣いで声のトーンを1つ上げ、笑顔で会話する。
これだけで周りの反応が随分変わった印象があるので、お客様とのやりとりや、仲間との関係で悩んでいる方は是非試してみてください。
デリバリープロバイダ(DP)、アマゾンフレックスに向いている人
整頓するのが得意な人
働く環境、時間にもよりますが、DPやアマフレの宅配では、1回で100個以上の荷物を積んで配達する場合もあります。
配達する順番で荷物を出しやすくしておかないと、毎回荷物を探さないといけないことになってしまいます。
もし1件あたり1分のロスがあったとすると、100件で100分ロスをすることになります。
そうなると配達するのが遅れるばかりか、未配を出してしまう恐れもあるので、上手く荷物を整頓、管理できる人のほうが早く配達できるでしょう。
道や家を覚えるのが得意な人
宅配ではナビを利用できますが、何回も同じ家へ行ったり道を通ることも多いので、覚えたほうが有利になります。
慣れてきたら住所を聞いただけで
「ああ、あそこか。この道を通っていくのが最短であそこに停車すればいいな」
というふうに頭に出てくるようになると、効率も上がります。
足腰に自信がある人
アパート、マンションでの配達の際、エレベーターが無く階段で10kg以上ある荷物を運ぶということがたまにあります。
あと、配達時に走って回らないと間に合わないという状況の時もあるので、足腰が強いに越したことはありません。
ウーバーイーツ等、フードデリバリーに向いている人
温厚な人
フードデリバリーでは、連続で仕事が入る時もあれば、1時間全く仕事が入らない時もあります。
1件単位で引き受けるので、仕事が入らないからといってイライラする人よりは待ち時間を有効活用しつつ、気長に待てる人のほうが向いています。
また、品物を受け取りに行った店で待たされたり、お客さんの住所が不完全&音信不通になったりと、アマフレ等とはまた違ったアクシデントがあります。
そこで感情をぶちまけてしまうとトラブルに発展します。
ちょっとしたことでトラブルになってしまう人より、心に余裕を持って対応できる人のほうが向いています。
逆にお店やお客さんから威圧的な態度を取られることも稀にありますが、そういう時も感情をむき出しにして反撃せず、必要に応じてサポートや警察に連絡をする冷静さを持っておきたいです。
運転が丁寧な人
稀に急いでいるのか、ものすごく運転が荒い宅配の車を見かけますが、フードデリバリーでそれをしてしまうと中身が偏ったり、最悪車に乗せているバッグがこけて中身がグチャグチャになってしまいます。
安全性の面において荒い運転をすることは論外ですが、丁寧な運転が出来る人が向いていますね。
情報収集できる人
基本的には料理をピックアップする際、番号を伝えて商品を受け取り、配達に向かうだけなのですが、店に余裕がある時に店員さんに話しかけられたりすることがあります。
「今日は鳴り悪いですね~」とか
「今日は早く店を閉めます」等、
お互いに情報交換をする機会があったりします。
また、同じドライバー同士での情報交換も重要です。
「あそこの店舗は毎回待たされる」
「このエリア鳴ってるよ」
「新しく加盟したお店ピンズレしているよ」
等、体験した人しか分からない情報を教えてもらえたりもするので、話せる機会があれば積極的に話してみるといいかもしれません。
ただし、特にお店の場合は話しすぎると迷惑になるので、引き際はわきまえておきましょう。
私は5,6回言葉のキャッチボールをしたら
「それでは行ってきます」
と話を切り上げて立ち去ります。
まとめ
私はアマゾンフレックスのような宅配と、フードデリバリー両方を経験しましたが、同じ配達でも仕事内容が違うので、向き不向きも違います。
私はどちらかというとフードデリバリーのほうが向いていました。
膨大な量の荷物を分かりやすく積み込んだりするのが苦手で、1件ずつ完結するフードデリバリーのほうが精神的負担が少ないです。
逆に1件1件波があるフードデリバリーよりも、自分のペースでガンガンこなせるアマフレのほうが向いているという人も居ます。
自分はどちらに向いているのか、改めて考えてみてはいかがでしょうか。