人と会う時に気になるのが口の臭いです。
歯磨きをしても何かまだ臭う気がする、そう思ったことはありませんか?
口臭は舌が原因の可能性があります。舌には舌苔(ぜったい)という垢が溜まってしまうことがあり、この舌苔が口臭の原因となってしまうことが多いからです。
ただし口臭は様々な病気が隠れているケースもあるので、自分で対策しても全く良くならなかったり、他に体の不調がある場合は早めに病院で受診してくださいね。
今回は舌をケアすることで出来るおすすめの口臭対策法をご紹介します。
おすすめする舌ケアに必要なものは?
舌ブラシ
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舌をケアするのに必須なのが舌ブラシ。最近ではかなりメジャーになってきて知っている人も多いと思います。私が知る限り大きく分けて2つのタイプがあり、
・柔らかいゴムで出来た、舌苔を掻き出すタイプの舌ブラシ
・綿のような素材で舌苔を絡めとるタイプの舌ブラシ
があります。
どちらも一長一短あり、私が使った感じだとより優しくケアできるのは絡めとるタイプの舌ブラシ、長持ちして後で説明する舌専用クリーナーを使いやすいのは掻き出すタイプの舌ブラシです。
今回は単体で使用するのではなく、一緒にクリーナーを使いたいので掻き出すタイプをおすすめします。
舌専用クリーナー
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最近薬局等でも見かけるようになった舌クリーナーを使うと、舌から舌苔を浮かせてより除去しやすくなるように感じます。
そして適度なミント系の香りが付いているので舌がより爽やかになり、クリーナーを使った時と使わない時とでは結構な差があるように思います。
私は一度使ったら手放せなくなりました。
マウスウォッシュ
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最後の仕上げに使います。無くてもいいですが、あるとよりスッキリ感が増してオススメです。
お薦めできない舌のケア方法
お薦めできない方法は、ずばり歯ブラシで舌磨きをすることです。
歯ブラシを柔らかい舌に使うと舌を痛めてしまう可能性があります。
実際私も歯ブラシで舌磨きをしたことがありますが、少し力を入れてしまい舌に痛みが出た上に舌苔があまり取れなかったので、歯ブラシで舌磨きはしないことにしています。
舌をケアすることでできるおすすめ口臭対策手順
まず全体の流れを説明すると
舌磨き⇒歯磨き⇒(マウスウォッシュ)
となります。
舌磨きを最初にする理由は、舌磨きで取り除きそびれた汚れを歯磨きのすすぎで落としきる為と、舌磨きによって歯磨き粉の味がはっきり分かるようになり、よりスッキリ感が増すからです。
①舌ブラシに舌クリーナーを付けます。
②舌クリーナーを付けた舌ブラシで舌全体に舌クリーナーを塗っていきます。
③舌の奥から手前に向かって舌ブラシで舌苔を優しく掻き出します。(舌苔は白っぽい濁った色をしているので分かりやすいです)力を入れすぎないようにしてください。舌を痛める原因になります。
④1度掻き出したら舌ブラシを軽く水で流して汚れを取ります。③~④を繰り返して濁った感じが大体無くなるまで続けます。舌を痛める原因になるのでやりすぎないようにしてください。
⑤口をゆすいだ後、いつも通りに歯みがきをします。
⑥必要に応じてマウスウォッシュをして完了です。
ポイントは舌を痛めないように細心の注意を払うことです。力を入れすぎたりやりすぎると傷ができて舌が痛くなってしまうことがあります。
その点さえ気を付ければ舌磨きはいい口臭対策になりますし、個人的には舌磨き前よりも味覚がはっきり感じ取れるようになります。
回数は多くても1日1回までにしておくのが無難です。通常は気になる日だけにするとか、数日に1回でも効果があるので、最初は少ない回数から様子を見て行うのがいいと思いますよ!
きちんと歯を磨いているのに口臭が気になる方は是非一度お試しください。